1: 鉄チーズ烏 ★ 2018/09/23(日) 08:21:54.66 ID:CAP_USER9.net
 史上初となる2度目の甲子園春夏連覇を達成した大阪桐蔭の新チームが始動し、秋季大阪大会を順当に勝ち上がっている。この夏の甲子園ベンチに入っていたメンバーはわずか2人で、いずれも控え選手。二刀流の根尾昂に、俊足・強打の外野手である藤原恭大といったドラフト1位候補をそろえ、“最強世代”の称号を得た前チームと比べれば、新チームは経験のある選手が少なく、小粒感は否めないだろう。

 しかし、初戦となった堺工科戦(9月15日)で、将来の怪物候補が暴れ回った。1年生ながら3番に座った一塁手・西野力矢だ。

 初回にレフトスタンドに2点本塁打を、3回にはインコースに甘く入ったスライダーをやはりレフトスタンドに運ぶ特大のグランドスラムを放ち、あっという間の6打点。さらに第3打席もバックスクリーンに届きそうなフライを放ち、まさかの3連発かと度肝を抜く公式戦デビューを飾った。

 試合後、真っ先に2本塁打の手応えを聞かれるも、取材慣れしていない西野はなんとも初々しく、うまく言葉がつながらなかった。

「手応えは……ありました。思いっきり打ったら入った……ので、嬉しいです。初戦を何としてでも勝つということで、綺麗なヒットじゃなくて、詰まってでもヒットに……という気持ちで打席に入りました」

 和歌山県紀の川市出身の西野は、中学時代はリーグ無所属の南大阪ベースボールクラブに所属し、「力矢」の名前のとおり力強いバッティングで、通算35発を放ったという。当時の愛称は「ゴンちゃん」で、取材陣の前では由来を語らなかったが、その体型(180センチ、86キロ)からして昔、NHK教育テレビの番組「できるかな」に登場したゴン太くんであろう。こちらの予想を本人にこっそり確認したら、否定せずに苦笑していた。

 大阪桐蔭に入学後は、下級生ながら練習試合などで結果を残し、今回の2発で通算本塁打は9本に達した。同校の西谷浩一監督は、西野に期待を寄せる。

「ロングヒッターで良いものを持っている子。このチームでは軸を打ってもらいたいと思っています。1年生なので、(責任を)背負うことなく、のびのびとやってくれたらいい」

 今春のセンバツの準決勝前日、生駒にある大阪桐蔭のグラウンドを訪ねたときのことだ。ちょうど初練習に臨むフレッシュな1年生たちの姿があった。ある意味で、もっとも目立っていたのが西野だ。180センチの身長ながら、体重は98キロ。肉体を鍛え上げている先輩や同級生の中にあって、西野はぽっちゃり……いや、でっぷりした体型だったのだ。

 グラウンドの周りを走るトレーニングでは同級生に必死についていき、インターバルの間はぜえぜえと口から息を漏らす。日本一の大阪桐蔭の練習に本当について行けるのだろうかと、心配になったものだ。

 しかし、1か月半後。大阪桐蔭の練習試合の補助員を務めていた西野の姿を見て、驚いた。肉体が見違えるように引き締まっていたのだ。

 そして7月上旬、大阪桐蔭が恒例としている東海大相模との練習試合で西野は、Wヘッダーの2試合目でスタメンに抜擢されていた。だが、神奈川の名門校の投手陣に対し良いところなく3三振。気負いがそのまま打席に表れるだけでなく、一塁の守備の不安も露呈し、6回から交代となった。

>>2以降に続きます

9/23(日) 7:00配信 NEWS ポストセブン
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180923-00000002-pseven-spo

>>1の続き

 ほろ苦い“一軍デビュー”の試合後は、落ち込んだ様子で、力なくこう話しただけだった。

「緊張でまったく身体が動きませんでした」

 その苦い経験と、この夏の甲子園で「ボールボーイ」として先輩達の偉業を誰より間近で体感できた経験が活きたのが、チームの初戦だった。体重は、入学時の98キロから86キロに。そして、西谷監督からは「軸」として期待されるところまで成長してきた。西野は言う。

「今日は何も気にせず、ただ思いっきりいこうとだけ考えていました。自分の持ち味は遠くに飛ばすこと。フルスイングするだけです」

 そしてこの秋の大阪大会2回戦・香里丘戦ではロングリリーフとなった背番号「10」の縄田渉(2年生)が好投した。先輩の柿木蓮や根尾のようなスピードボールはないが、ブレーキの利いたカーブとスライダーで、安定感のあるボールを投げていた。マウンドでは鬼気迫るような表情で雄叫びをあげていたが、試合後はなんとも柔和な表情で報道陣の前に立った。

「僕には(大舞台の)経験がないですけど、シートバッティングなどで日本一の先輩たちを相手に投げていた。その経験を武器にしたい」

 投手陣はほかに、エース番号を背負う中田惟斗や1年生の仲三河優太ら、中学時代にU-15侍ジャパンを経験した右腕がいる。

「前チームと比較するのは彼らにとって酷です(笑)。3年生の下で、一緒に練習をしていて、『やっと自分たちの出番が来たぞ』『やってやるぞ』という気持ちは持っている学年。そこにかけていきたい」

 西谷監督はそんなふうに決意を語った。つまり、最強世代の次世代もまた、“最強”の可能性を秘めたチームなのである。彼らが大阪大会、近畿大会を勝ち上がった時、これまた史上初となる春夏春の3連覇という金字塔も見えてくる。

◆取材・文 柳川悠二(ノンフィクションライター)

3: 名無しさん@恐縮です 2018/09/23(日) 08:26:09.59 ID:WtfpS3x80.net
試合見たけどコイツ凄いわ
将来的には中田翔レベルの大物になりそう、マジで

4: 名無しさん@恐縮です 2018/09/23(日) 08:27:08.45 ID:2RSEaCo+0.net
甲子園は大阪桐蔭のためにあるのかっ?!

>>4
しらなかったのか!

9: 名無しさん@恐縮です 2018/09/23(日) 08:38:05.64 ID:gUruaodh0.net
素質のある野球少年が大阪桐蔭に入って設備の良い環境で野球に打ち込めたら大成するのか
オズマに野球ロボットって言われちゃうぞ

11: 名無しさん@恐縮です 2018/09/23(日) 08:39:43.63 ID:1W0nWKY70.net
とつぎ出身のPが良いと聞いたけど、どうなんですか?

12: 名無しさん@恐縮です 2018/09/23(日) 08:40:54.33 ID:UFPhP5sr0.net
大学の方は不祥事続きだな
そのうち大阪桐蔭高校附属大阪産業大学と言われそうだなw

13: 名無しさん@恐縮です 2018/09/23(日) 08:41:21.40 ID:9a350ZC00.net
日本のマスゴミの「肉体改造」好きは異常

14: 名無しさん@恐縮です 2018/09/23(日) 08:42:16.68 ID:g7KS2/P50.net
ホームランなのにめっちゃ全速力でベーランしてたな。笑

17: 名無しさん@恐縮です 2018/09/23(日) 08:47:16.88 ID:wWNYkfjZ0.net
大阪桐蔭の強さの秘訣は、例えば得点した後の相手の攻撃を三者凡退で終わらせて試合の流れを引き寄せたりできること。

18: 名無しさん@恐縮です 2018/09/23(日) 08:49:16.33 ID:JsQLOdNv0.net
でも、バットが変わると弱々しくなるんだよな

http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/mnewsplus/1537658514/